事業報告

2012年度事業報告について 

2013年6月28日更新

1.法人の概要

(1)法人名等

 

学校法人名 理事長名 郵便番号 所在地 電話番号
鶴学園 鶴    衛 731-5193 広島市佐伯区三宅2-1-1 082-921-3121

 

(2)設置学校・所在地等

設置学校名 学校長名 所在地/電話番号 設立年月日
広島工業大学 鶴    衛 〒731-5193
広島市佐伯区三宅2-1-1
TEL: 082-921-3121
1963年1月21日
広島工業大学高等学校 玉田 康荘 〒733-0842
広島市西区井口5-34-1
TEL: 082-277-9205
1958年2月17日
広島なぎさ高等学校 角島  誠 〒731-5138
広島市佐伯区海老山南2-2-1
TEL: 082-921-2137
1965年3月25日
広島なぎさ中学校 角島  誠 〒731-5138
広島市佐伯区海老山南2-2-1
TEL: 082-921-2137
1961年3月27日
なぎさ公園小学校 白岩 博明 〒731-5138
広島市佐伯区海老山南2-2-30
TEL: 082-943-0001
2003年2月14日
広島工業大学専門学校 田中 彰 〒733-8533
広島市西区福島町2-1-1
TEL: 082-295-5111
1984年1月14日

(3)設置学校の学生・生徒・児童数(2012年5月1日現在)

広島工業大学学部
学部名 入学定員 入学者数 収容定員 収容現員 学科名(入学定員)等
工学部 560名 549名 2,260名 2,345名 電子情報工学科(70名)
電気システム工学科(90名)
機械システム工学科(120名)
知能機械工学科(90名)
都市デザイン工学科(70名)
建築工学科(120名)
情報学部 210名 224名 1,080名 1,257名 情報工学科(110名)
知的情報システム学科(100名)
環境学部 190名 164名 860名 763名 環境デザイン学科(110名)
地球環境学科(80名)
生命学部 120名 140名 120名 140名 生体医工学科(60名)
食品生命科学科(60名)
学部合計 1,080名 1,077名 4,320名 4,505名  
広島工業大学大学院
研究科名 入学定員 入学者数 収容定員 収容現員 研究科名等
工学系研究科博士前期課程 50 44 100 97 電気電子工学専攻
機械システム工学専攻
建設工学専攻
情報システム科学専攻
環境学専攻
工学系研究科博士後期課程 8 0 24 2 知的機能科学専攻
研究科合計 58名 44名 124名 99名  
設置学校名 入学定員 入学者数 収容定員 収容現員 学科名(入学定員)等
広島工業大学高等学校 320名 277名 960名 793名 全日制課程・普通科
広島工業大学高等学校 240名 28名 240名 58名 通信制課程・普通科
広島なぎさ高等学校 200名 219名 600名 629名 全日制課程・普通科
広島なぎさ中学校 200名 206名 600名 600名  
なぎさ公園小学校 90名 68名 500名 479名  
広島工業大学専門学校 400名 231名 820名 407名 専修学校・専門課程

(4)役員数(2012年4月1日現在)・・・理事10名、監事2名

役職 氏名  
 常勤理事(代表) 理事長 鶴    衛 学園総長・広島工業大学学長
 常勤理事 坂本 孝徳 学園副総長
 常勤理事 玉田 康荘 広島工業大学高等学校校長
 常勤理事 角島  誠 広島なぎさ中学校校長
広島なぎさ高等学校校長
 常勤理事 白岩 博明 なぎさ公園小学校校長
 常勤理事 田中 彰 広島工業大学専門学校校長
 常勤理事 酒井 範男 学園理事
 常勤理事 松谷 英明 学園理事
 非常勤理事 高橋 正光 会社会長
 非常勤理事 川本 一之 会社副会長
 常勤監事 藤本 武則 学園監事
 非常勤監事 三島  豊 会社社長

*評議員30名

(5)教職員数(2012年5月1日現在)・・・非常勤教職員は含まない 

設置学校名 教員 職員
広島工業大学 167名 109名
広島工業大学高等学校 52名 5名
広島なぎさ高等学校 41名 5名
広島なぎさ中学校 31名 -
なぎさ公園小学校 35名 5名
広島工業大学専門学校 30名 10名
法人局 0名 21名
学園合計 356名 155名

2.運営体制

定期理事会を、毎年3月(当初予算・運営計画等)及び5月 (決算・運営報告等)に、また、補正予算等にかかる理事会を1月に開催している。なお、その他に理事会は毎月1回以上開催し、学園運営にかかる重要事項を審議しており、迅速な意思決定や執行を行っている。また、所定の重要事項については予め評議員会に諮問を行っている。

3.学園の教育理念

建学の精神「教育は愛なり」を普遍の教育理念とし、人格の完成を目指し、己を制御し、「常に神と共に歩み社会に奉仕する」ことのできる人間の育成を教育方針としている。

4.学園の教育目標

 教育理念を実現するために教育目標として次の4点を定め、教育実践を行う。

  1. 自ら学び・考え・行動して問題解決できる課題探求能力を育成する。
  2. 創造力育成のため、自発性、探究心、柔軟性、持続性・自己統制力等基礎的能力の涵養を行う。
  3. グローバルな視点から物事の判断が出来る資質・能力の涵養、とりわけ、コミュニケーション能力としての語学力や自己発信力を育成する。
  4. 倫理観の涵養と組織内の人間関係を調整する能力やモラール(士気)の向上を図る能力等を養成する。

 

5.事業概要

(1)広島工業大学

  • 教育学習支援システム(HIT Web)の機能拡充として、各種支援機能の維持管理、エクスポート機能の改善等運用上の課題改善(受講届修正への対応)に取り組み、三宅の森Nexus21以外の講義室で利用に必要なポータブル端末の導入など4件のシステム運用上の課題を解決し、同時に機能の充実を図った。
  • 広島工業大学高校との連携強化に係る方策の検討及び実施として、入学前セミナーの「国語」及び「英語・数学・物理」の実施方法や実施体制の見直しを行った。また、広島工業大学高校出身の受講生にアンケートを実施しその満足度は前者が89%、後者が81%との結果を得た。
  • 教養教育検討特別委員会で、教養教育の現状分析等の検討を行い、次期カリキュラム改訂に係る報告書をまとめた。
  • 履修制度に関する特別委員会を設け、学生の学修に関する課題を整理した。
  • アドミッションポリシー、カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーについて委員会を設け、現行の記載内容について再検討を行った。
  • 広報担当参事の活動を強化する一環として、重点地域担当参事を新設したことにより、重点地域の広報体制の充実が図られた。当該地域の高校生及び高校教員と広報担当参事との直接接触を強化した結果、当該地域からの確保目標を超える入学者数の確保と共に入学者のレベルが向上した。
  • 本学主催の入試説明会において、平成24年度も進学校の教員への広報強化を図り、参加校数について前年度比16%増加した。
  • オープンキャンパスの広報時期や対象地域を考慮し、また、直接接触広報、テレビCM、ダイレクトメールやWebなど広報強化によって、目標の3,500名を大きく上回る4,038名の参加者を集めた。
  • 本学の特徴である教職員一体となった学生就職支援を推し進めた結果、平成24年度の就職率は前年度比3.7ポイント向上し、95.6%となった。
  • 女子学生の就職率向上を目指し、窓口相談の充実・強化及び女子学生キャリアデザインセンターでセミナーを実施するなど、女子学生の就職支援に努めたことから、女子学生の就職率は98.2%となり、前述の学部全体の就職率を大きく上回った。
  • キャリアアドバイザーによる就職窓口相談を充実したことにより窓口相談件数が前年度比22%増加し、セミナー実施回数を増加したことによりセミナー参加学生数は前年度比135.6%と大幅に増加した。
  • 大学キャンパスの第二期整備事業(老朽校舎の撤去と連絡通路の建設など)が完了した結果、学生の大学構内移動が効率化され、エレベータの設置等によりバリアフリー化を図った。
  • 耐震補強が必要な校舎の耐震改修工事に着手し完了した。今後も同様に必要な耐震改修工事は継続実施する。
  • 新たな学部である生命学部の2学科について、施設設備の整備、また、これらの学部入学生の増加に伴う整備を行った。
  • 学科の老朽化した実験室等の施設整備を行い、あわせて実験機器の更新を図った。

 

(2)広島工業大学高等学校

  • 全日制課程の教育内容の改革を目指し、特色ある教育を展開するため、平成24年度入学生から2類型4コース制を導入した。
  • 通信制課程(エンカレッジコース)は2年目を迎え、昨年度の経験を生かし教育内容の改善を図った。また、年齢で区別することなく、在校生と新入生とを同じクラスに混在させることで、先輩、後輩という枠を超えたつながりを持つことができ、自立に向けたたエンカレッジらしい教育内容が展開できた。
  • 広島工業大学との連携の一環として本校で開催していた入学前セミナー(英語、数学、物理)は、広島工業大学が行う入学セミナーに参加させる方法に変更した。あわせて、本校教員が講師となる言語技術についての15時間の授業を本校で実施した。
  • 教員の教育力向上のため、校内での外部講師による研修、本校教員による発表会、外部の研修会への参加、研究授業を年間を通して行うことにより、教職員相互の連携、情報の共有化や力量の向上を図ることができた。
  • 国際理解教育の一環として、修学旅行にベトナムコースを新設した。29名の生徒が参加し、ベトナムの高校生との交流により相互理解を図ることで、日本本企業の海外での活躍ぶりを学び、あわせてベトナムの文化を学ぶといった目標を達成することができた。また、ニュージーランド語学研修にも9名の生徒が参加し、なかでも通信制課程(エンカレッジコース)から1名の参加者が出るなど、例年になく多くの生徒が参加し、語学研修、異文化体験や自主自立という3つの目的を果たすことができた。
  • 情操教育のため教育環境は重要である。通信制課程(エンカレッジコース)では、沼田の自然環境がゆっくりと生徒に思考する時間を与え、丁寧な人間関係の構築のための一助になっている。また、全日制課程では、ゆとりある環境をつくりだすため年中をとおして花の絶えないキャンパスづくりを目指している。

(3)広島なぎさ中学校・高等学校

  • 12カ年生1期生の高校接続の具体的な展開が完成し、2期生以降の系統性の見通しが立った。
  • 「生徒の可能性を最大限に引き出す進路実現」を目指した進学指導体制を構築するにあたり、「なぎさ式」トレーニングを開発、導入するとともに、Fineシステムの拡大導入に向けた準備と研修を完了するなどの体制を整えた。
  • 大学合格状況は、私立大学に延べ373名、国公立大学に延べ68名が合格した。
  • 教員評価における個々の目標設定と十分な校長面接が明確な目標意識の向上につながり、教材開発や教授法の開拓などの教育力を充実させるための礎ができた。
  • 特色教育の点検を行い、高校2年生の研修旅行先として「パラオコース」の開発や中学校の技術・家庭科を組み換えた特色授業「彩」の開発などの改善を行った。

(4)なぎさ公園小学校

  • 「なぎさスタイル」(五感を使う、本物に触れる、季節感を味わう、さまざまな文化を育む)と呼ぶ本校独自の特色ある教育内容を充実させるため、4つの教育目標の達成に向けた各授業や行事の点検と実践を行うことができた。
  • 「子どもの人生に責任を負う」(本校の教育指針)という自覚を持った教員としての資質と意識を高め、授業力向上を主眼とした教育力向上を図るための年間を通じた有効な研修に取り組んだ。なかでも、文化庁の派遣授業である「リーダース・シアター」(朗読劇)の研修は有意義なものとなった。
  • 児童の学力向上を目的として、教科と学年における教員間の組織的な連携を図るため、定期的な学年ミーティング(当該学年の授業担当者は全員参加)を行うことにより、特に低・中学年での連携の強化を図ることができた。
  • 学園施設を利用して、本校オリジナルの体験的な学習プログラムである「なぎさアドベンチャープログラム」(NAP)を展開し、6年間の自然体験教育プログラムを構築した。
  • 3学級体制となって3年目、学級数増による教室配置計画やそれに伴う環境整備について、完成期となる平成26年度を見据えた検討を行い、計画を策定した。

(5)広島工業大学専門学校

  • 高度資格取得については、情報系学科で「基本情報技術者」に3名、「応用情報技術者」に2名が合格した。建築士専攻科では、「2級建築士」に20名が、「インテリアコーディネータ」に3名が合格した。電気工学科では、「第一種電気工事士」に1・2年生47名が合格した。また、測量系学科では、「造園施工管理技士」に3名、「ビオトープ管理技士」に5名が合格した。なかでも、「2級建築士」の合格率は64.5%と高く、全国平均の23.1%を大きく上回った。
  • 基礎学力の向上はもとより、就職意識の向上と技術教育の充実に取組み、前年度を上回る98%の就職内定を得ることができた。特に、建築系学科・土木系学科・電気系学科・機械系学科・IT系学科(3年課程)・映像学科については、就職率100%を達成した。また、進学者は28名で、そのうち21名が「建築士専攻科」へ進学し、7名が広島工業大学へ編入学した。
  • 学生のプレゼンテーションスキルを高めるため、プレゼンテーションルームの音響設備を更新したほか、実習室や教室の空調工事を行い教育環境の整備を図った。
  • 音響映像の分野で進むデジタル化に対応したノンリニア編集機を導入し、実習教育環境の充実を図った。
  • パソコン44台を更新し、IT環境の充実を図った。

(6)法人局

  • 従前からの給与システムについては、メンテナンスサポート期限を迎えていたことから、新しく人事・給与計算ソフトの導入を図った。
  • 業務運営改善の推進を行う目的から、研修を通じて獲得した知識を駆使しての業務改善とPDCAサイクルの実現を目指して、各部署での業務改善に取り組み、一定の成果を得ることができた。
  • 学園内外への積極的な広報活動の推進を目指し、特に学園各校の行事、取組み事項等についてのニュースリリース発信を行うことで、学園認知度の向上を図った。その結果、ニュースリリース件数及び採択率の向上についての目標を達成できた。
  • 平成22年度に設置した人事・処遇制度等改革検討プロジェクトは3年目に入り、人事、給与制度について大綱案をまとめることができた。定年制度や再雇用制度については、引き続き検討を行う。
  • 老朽化した学園住宅の処分及び遊休資産の処分等の計画を立て、学園住宅1棟の解体処分、学園住宅2件、遊休土地2件の売却処分を行った。

6.財務概要

  • 平成24年度の帰属収入は100億1,358万円余であり、前年度より1.9%の減収となった。主な収入内訳は学納金収入78億6,946万円余(前年度比 99.5%)、補助金収入 14億3,882万円余(前年度比 97.6%)である。
  • 一方、消費支出は93億8,092万円余で、前年度より2.5%減となった。主な支出内訳は人件費48億4,101万円余(前年度比 97.0%)、教育研究経費35億6,177万円余(前年度比 99.3%)、管理経費8億3,236万円余(前年度比 102.1%)である。
  • 学納金に占める人件費の比率(人件費依存率)は61.5%、帰属収入に占める人件費の比率(人件費比率)は48.3%である。
  • 学園の総資産額は、前年度より2億3,336万円余減少し484億2,282万円余となった。主な財務内容と財務比率は参考資料のとおりである。
  • 2012年度の主な教育環境整備事業は次のとおりである。
    大学生命学部の施設設備整備    3億3,105万円余
    大学第二期整備事業(1号館・4号館跡地整備) 2億222万円余
    大学新8号館耐震改修工事 4,493万円余
    沼田校舎北側テニスコート多目的グラウンド整備 1,325万円余
    専門学校エレベーター改修工事 1,586万円余

[参考資料]

主要財務内容(単位:百万円)
  2008 2009 2010 2011 2012
学納金収入 7,274 7,427 7,828 7,908 7,869
補助金収入 1,595 1,501 1,365 1,474 1,438
帰属収入 9,587 9,463 9,846 10,209 10,013
人件費 4,701 4,697 4,812 4,991 4,841
教育研究経費 3,547 3,575 3,547 3,585 3,561
管理経費 953 774 758 815 832
消費支出 9,511 9,208 9,312 9,620 9,380
 
施設・設備関係支出 9,645 998 665 860 925
 
総資産額 49,842 49,659 49,075 48,656 48,422
固定資産 46,598 45,878 44,938 44,198 43,438
流動資産 3,243 3,780 4,136 4,458 4,984
負債額 10,579 10,141 9,023 8,014 7,148
基本金 52,354 51,292 51,997 52,989 53,854
繰越消費収支差額 △ 13,091 △ 11,775 △ 11,945 △ 12,347 △ 12,580
主要財務比率(単位:%)
2012年度主要財務比率  
学納金比率 78.6% 学納金/帰属収入
補助金比率 14.4% 補助金/帰属収入
基本金組入率 △8.6% 基本金組入額/帰属収入
人件費比率 48.3% 人件費/帰属収入
人件費依存率 61.5% 人件費/学納金
人件費構成率 51.6% 人件費/消費支出
教研費比率 35.6% 教研費/帰属収入
管理経費比率 8.3% 管理経費/帰属収入
消費収支比率 93.7% 消費支出/帰属収入
帰属収支差額比率 6.3% (帰属収入-消費支出)/帰属収入
自己資金構成率 85.5% ※自己資金/総資産
固定長期適合率 94.4% 固定資産/※自己資金+固定負債
流動比率 198.7% 流動資産/流動負債
負債率 11.9% (総負債-前受金)/総資産
基本金比率 93.8% 基本金/基本金要組入高
    ※自己資金は基本金+繰越消費収支差額



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